安全な日帰り全身麻酔施設HANARE
歯科医療における全身麻酔の安全性
今井歯科HANAREは今井歯科EAST内にあり、全身麻酔の高度なテクニックを有しており、安全な全身管理法を皆様にご提案しております。
これからの超高齢化時代において、周術期の全身麻酔管理法は必須であることは疑いの余地がなく、歯科恐怖症患者やお身体に不自由を抱えている方の歯科治療においても有効であると考えられます。
全身麻酔の安全性は、通常の歯科治療で行う局所麻酔の安全性を遥かにしのぐと言われています。手術治療を避けてきた主な理由は、「手術の痛みに対する恐怖」や「日常生活に支障をきたす長期入院」への抵抗です。
「日帰り全身麻酔手術」は、従来の手術治療の障壁を取り払い、「痛みのない手術」「入院を伴わない手術」を実現させた治療システムです。
このような治療システムを可能にしているのは、
①高い技術力に裏付けされた短時間手術と、②豊富な知識と経験をもつ麻酔医です。
是非、ご相談頂ければと思います。
HANAREで可能になる治療
血液検査主体
当院は血液検査主体の施設です。インプラント治療というのは、外科手術を避けて通ることができません。
年齢を重ねるにつれ、歯が欠損している方が多くなり、インプラントを必要とする方も増えてきますが、年齢が高くなるほど、体のどこかに炎症や病気が潜んでいる可能性が高くなってきます。
そのため、当院では安全にインプラント治療を行えるよう、インプラント治療を行う前に血液検査を行います。
インプラント手術に危険を及ぼすような病気が潜んでいないかを事前に調べ、必要に応じて医師の判断も仰いだ上で、問題がなければ治療を進めるようにしています。
ガイデッドサージェリー
CT撮影を行い、コンピューター上でインプラントの理想的な埋入位置を実際にシミュレーションし、その通りに手術が行えるようになっています。
これは、「ガイデッドサージェリー」と呼ばれる技術で、3Dプリンターを使い、サージカルガイドというマウスピース状のものを製作することで可能になりました。
インプラントをサージカルガイドの穴に沿って埋め込むだけで、狂いなく、予定通りの正確な位置に埋め込むことができます。
インプラントリカバリー
インプラント周囲炎は、歯周病と同様、進行すればインプラント自体が抜け落ちてしまう病気であり、放置をしないことが大切です。
大事なインプラントの状態を良い状態へと回復(リカバリー)させ、長期的にインプラントを持たせることに重点を置いています。
インプラント周囲炎の原因についても患者様にお伝えし、患者様と共に二人三脚で末長くインプラントを保っていけるよう、最大限の努力をしていきます。
HANAREのアドバンテージ
01
徹底した
感染予防対策
02
医療安全設備
を完備
03
高度な
外科処置が可能
今井歯科HANAREは、手術を専門に行っている、今井歯科のこだわりの日帰り全身麻酔施設です。手術というのは、通常の歯科治療に比べてより厳重な感染予防対策を講じる必要があります。
インプラントや手術においては、滅菌の精度が口腔内の環境に大きく影響し、予後に関わってくるからです。HANAREでは、最高の感染予防対策を行うべく、一般の歯科医院にはないような高度な感染予防設備を各種取り入れ、皆様の安全をお守りします。
感染予防対策機器
ミーレジェットウォッシャー(洗浄機)
器具の洗浄には、一般的な手洗いではなく、ミーレジェットウォッシャーを使用しています。この機械は、消毒・滅菌の世界基準「ISO15883」に規定された「93度+5分間」という条件を満たした医療用の高性能洗浄機です。
感染の原因となる血液や唾液などの落ちにくいタンパク質の汚れも確実に落とし、その後93℃の熱水ですすぐことによって、熱湯消毒がなされます。高圧のジェット噴射洗浄と徹底した温度管理による洗浄で、高い消毒効果を発揮する優れた洗浄機です。
クラスBオートクレーブ滅菌器
オートクレーブ滅菌器は、高圧蒸気滅菌器とも呼ばれるもので、器具などの表面の微生物を完全に死滅させるものです。洗浄機にかけて洗浄・消毒したのちに、オートクレーブ滅菌器にて滅菌処理をします。
オートクレーブ滅菌器は器具の滅菌用にどこの歯科医院にも設置されていますが、実はその性能において3つのクラスがあります。それぞれのクラスによって、滅菌できる器具の範囲に違いがあり、最高レベルのものがクラスB、その次がクラスS、その後がクラスNという順番で性能が下がっていきます。
一般的によく使われているのはクラスNですが、当院では最も厳しい基準をクリアした、最高レベルのクラスBのオートクレーブ滅菌器を設置しており、より高い滅菌処理を行いますので、安心して治療を受けていただくことができます。
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クラスB (Big)
もっとも高性能なタイプです。滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作ることで滅菌をします。あらゆる種類や形状の滅菌が可能です。
クラスS (Special)
滅菌前および乾燥時に、真空状態を1回作り出すことで滅菌を行います。クラスNで滅菌可能な器具はもちろん、滅菌器のメーカーが指定した特定の器具の滅菌も可能です。ほとんどの器具はクラスSの滅菌器で滅菌できます。
クラスN (Naked)
多くの歯科医院で一般的に使用されているタイプ。蒸気と空気の重量の違いを利用して空気除去し、滅菌を行います。用途や滅菌できる器具に制限があります。
EOG滅菌器(エチレンオキサイドガス滅菌器)
オートクレーブ滅菌器で熱と気圧による滅菌ができない器具(プラスチック製のものや錆びるもの)に関しては、酸化還元作用を利用したEOG滅菌器にて滅菌処理を行います。
通常、大学病院などの大きな施設で手術器具を消毒・滅菌する際に使用されています。変色、変質、変形などが発生せず、全ての微生物に対して効果があります。
HANAREのオペ室のエアークリーナー
HANAREのオペ室では、空気中の細菌、ウイルスなどを除去するエアクリーナーが常時稼働しており、常に清潔な空気が維持されるクリーンルームとなっていますので、手術中に空気中から落下してくる細菌などによって感染を引き起こす心配がありません。
医療安全設備
HANAREでは、安全に手術を行っていくのに必要な設備、緊急事態になくてはならない設備を最大限に備え、必要に応じて活用できるようにしています。
救急セット
緊急のいかなる事態にでも対応できる救急セットを備えています。
AED
(自動体外式除細動器)
万が一、突然の心停止の際にも対応できるよう、AEDを常備しています。
自動血圧計・
心電図モニター
持病をお持ちの方でも安心して治療を受けていただけるよう、自動血圧計・心電図モニターを使用しながらの手術を行います。
酸素吸入器
体調の急変に備え、万が一の際には酸素吸入器が使える状態にしてあります。